道 2016 11 26

あなたの前に道はなく、あなたの後ろに道はできる。

 実は、私は、こういうインスピレーションを何度も受けました。
このようなことを誰が言っていたのだろうと思っていましたが、
若者向けに、ちょうどよい言葉だと思いました。
 失敗できることが、若者の特権です。
年を取ると、失敗ができないのです。
 だからこそ、若いうちに、
あらゆることに挑戦し、「道」を切り開くべきです。
あなたの前に道はなく、あなたの後ろに道はできる。

 この言葉、思い出したことがあります。
詩人の高村光太郎の「道程」です。
「僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る」

 不思議な感覚です。
私は、どちらかというと科学技術に関心がありますので、
インスピレーションを受けるならば、科学的なものが欲しいと思っていましたが、
詩人と何らかの縁があるのでしょうか。

宇宙技術 2016 9 18

JR東海が進めるリニアモーターカーは、宇宙技術に少し近づいたかもしれません。

 遠くへ早く行こうとするならば、どうするか。
強力なエンジンが必要になる上に、
燃料も、たくさん必要になってくるでしょう。
そうなると、ロケットも宇宙船も巨大化してしまうでしょう。

 話が抽象的になりましたので、鉄道で考えてみましょう。
まずは、蒸気機関車で考えます。
 蒸気機関車で、遠くへ早く行こうとするならば、
まず、蒸気機関を強力なものにする必要があります。
そうすると、蒸気機関の巨大化は避けられないものとなります。
さらに、石炭も大量に搭載する必要があります。
 次は、電車になると、どうなるか。
遠くへ早く行こうとするならば、
まず、モーターを強力なものにする必要があります。
次に、強力で巨大な電池を搭載する必要があります。
 しかし、電池を巨大化させるのは現実的ではないので、
駆動エネルギーは外部から調達することになりました。
つまり、電線から電車に電力を供給する方式です。
 さて、リニアモーターカーは、どうなっているか。
もはや、モーターのような駆動装置すら搭載されていません。
単なる箱が超高速で移動するだけです。
(箱には強力な磁石がついています)
 つまり、何が言いたいのかというと、
UFOの内部構造は、シンプルで、ただの箱のようなものです。

書名 宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学
著者 半田 利弘  誠文堂新光社

 「宇宙戦艦ヤマト2199」は、少年向けの人気アニメです。
だから、この本も、子供向けの本かと思いましたが、
中身は、真面目に天文学を論じている本です。
著者が天文学者だからでしょう。
 そういえば、アメリカでは、
科学者が「スターウォーズ」について科学的に分析していました。































































































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